The person of Border1/ミセスウィドウ
×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
ただいまコメントを受けつけておりません。
The person of Border1/ミセスウィドウ
ヨハンと十代の短文です。公開はしていなかった「よるがはしる」の続きです。
本当はこの後も続く予定だったのですが、ちょっと書き上げるの無理そうなのでここで。
ヨハンも十代もお互い好きあってはいますが、お互い3期での負い目?(十代はヨハンにユベル云々に巻き込んでししまったこと、ヨハンは十代に虹龍と消えちゃったこと)みたいなものがなんとなく消化出来ずに同情から一緒にいてくれてるものだと思っており(お互いそう思っていることは知らない)、ヨハンが大会でタッグデュエルをしているところを見たことがきっかけで色々あってやっと話し合い、その誤解を解消してやりなおそ❤すっきりした気持ちでこれからも一緒にいよ❤ってなってユベルに呆れられるで終わるって感じにする予定でした。
まぁ、4期の波止場のデュエルとか、二人の性格とか考えたらキャラブレも甚だしい内容ですがそんなことも考えてたのでした。
よろしかったらつづきからどうぞ
本当はこの後も続く予定だったのですが、ちょっと書き上げるの無理そうなのでここで。
ヨハンも十代もお互い好きあってはいますが、お互い3期での負い目?(十代はヨハンにユベル云々に巻き込んでししまったこと、ヨハンは十代に虹龍と消えちゃったこと)みたいなものがなんとなく消化出来ずに同情から一緒にいてくれてるものだと思っており(お互いそう思っていることは知らない)、ヨハンが大会でタッグデュエルをしているところを見たことがきっかけで色々あってやっと話し合い、その誤解を解消してやりなおそ❤すっきりした気持ちでこれからも一緒にいよ❤ってなってユベルに呆れられるで終わるって感じにする予定でした。
まぁ、4期の波止場のデュエルとか、二人の性格とか考えたらキャラブレも甚だしい内容ですがそんなことも考えてたのでした。
よろしかったらつづきからどうぞ
AM2時半の着信音
*
それがはじまり。
*
夜中の着信音に起こされて、画面を見ながら寝返りをうつ。
端末の眩しい画面に目を細めて、 こんな時間に誰が…と不機嫌になりながらも、なんとなく予想はついている。
「明日そっちにいく」
本文はそれだけ。久しぶりの一言もない。
こんな時間にメールしてくる知り合いなんてこいつだけだろうなぁと思っていたら案の定。
全く勝手なやつだなぁと思いながら返事を送る。
「明日の昼にミセスウィドウで」
明日の昼はそこに行こうと思っていたのだから予定を変えられちゃたまらない 。
こんな時間に起こされて、ちょっとした仕返しだ。
ざまぁみろと頭の端で舌を出しつつ、あいつこの街にくるのかと溜息をはいた。
十代に会う時は何時もこうだ、嬉しさ半分。憂鬱半分。
仮にも恋人に会うのに憂鬱とは何事かと自分でも思うがしょうがないのだ、自分と十代の場合は。
そう思ってるのは自分だけか相手もか、聞いたことはないけれど…
なるようになるさとぎゅっと目を瞑って布団に潜った。
*
この街にはデュエルの大会の為に滞在していた。
折角大会で色んな所を回れるのだから、その場所を観光したり美味しいものを食べたりと、楽しむのがヨハンの信条だったのでこの街に来た時も、一等先に街が見渡せる有名な丘に登ったのだ。
そして見渡した街の外観が大のお気に入りになってしまった。
丘に登ってぼーっと無心で座っていたのが迂闊だったのか、あたりが暗くなって寒くなってきたころに丘を降りれば人気もなく、街から離れた丘には灯りもない。
まっ、大丈夫だろ と肩の上で心配そうに見つめる家族に笑いかけ、歩きだしたら案の定、道に迷った。
なんとか街まで帰れたが、ホテルの 場所まで辿りつけない。
自分の方向音痴を忘れていたわけではないが、お決まりの展開にちょっとウンザリしながらも、散々歩き回っていた所に見つけたのがミセスウィドウだ。
遭難するかもと泣きそうになりながら見つけたそこから漏れる光にうっすら涙を零しつつも、夜はバーになるこの店で暖かなココアを出してもらったことは記憶に新しい。
それからヨハンは時間があれば此処で過ごしている。
そんなことを考えながら十代をまつ。 彼は此処がわかるだろうか…
特に有名な店でもないが不思議な雰囲気をもったこの店。
大会のお陰でヨハンがここにいることを知ったはずで、宝玉獣のヨハンと 言えばデュエルをやっていないものでも彼ねって言われるくらいの知名度はある。
それはヨハン自身のこともあるし、宝玉獣のレアリティもある。
世界で一つだけヨハンしか扱えないカードにはじめは家族を見せ物にするようで抵抗もあったが、彼らは自分を支えてくれる存在。ではあるが、そもそも前提はデュエルをするために存在して、一緒にいるんだと思うと、どこに身を置くのがいいのか、直ぐに答えは出た。 お陰でプロとして食べていけるくらいにはなっている 。
精霊と人との架け橋なる夢も勿論忘れいてないが家族と信頼しあって、楽しんでデュエルをする姿が今は架け橋の一歩になっているのではと思えるのだ。
さて、彼は此処にくるだろうか…
風が変わった気がして読んでいた本から顔をあげる。 目の前にはおなじみの真っ赤な制服。
かわらないなぁと笑みを零しながら名前を読んでやる。
「よく此処がわかったな!十代!」
「ったく、ホテルにいくつもりだったのに待ち合わせなんか指定しやがってへらへらわらってんじゃねー! ったく散々探しまわったぞ…」
なんて言いながら髪ををぐしゃぐしゃかきまわしてくる。
そういえば十代も割りと方向音痴だったよなと思って悪いことしたかもと思ったり。
あぁ憂鬱半分といってもやっぱりこん空気が好きだなぁと思った。
「あーはらへった~~~ ヨハンこの店なにがうまいんだ???lエビフライとかあるか??」
その言い分に呆れつつも、溜息をはきながら
「ったく、お前はよく考えろ十代…こんな昼下がりにコーヒーと読書が似合うようなカフェで、エビフライはないだろ日本の定食屋じゃないんだぜ。サラダとかパスタとか言えないのかよ。」
「へーへー悪かったですね~~ カフェなんてはいることないもんで! そんなもんが腹にたまるかよ!!!」
そんなくだない言い合いをしていたらカウンターからぼそりと
「あるよ」
の一言が聞こえ、思わす二人で振り返り
「「えぇぇぇぇぇぇぇぇ!??!!!! 」」
といいがら顔を見合わせた瞬間爆笑した。
The person of Border1/ミセスウィドウ (2013.07.21)
PR
コメント